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ジプシー男爵ざっくり感想

2010年09月07日 23:39

あんなに長期間宝塚に居たのはきっとキリカル合宿以来すかね。
暑かったけど楽しかったなあ…。
街を歩けばジェンヌに当たる、ヅカの事しか考えないで済む異次元空間から
なかなか社会復帰できないダメ主婦aiaiです。

ネタばれもほぼ書き上がったんですが
まずはちょっと概要だけ。

私この作品好きです。
曲が良いから実況CDはこっちで出してほしいぐらい。
お衣装も綺麗だったし、セットも可愛いし、佐々田LOVE一郎先生の愛情たっぷりの指揮は惚れぼれする。

ハンガリー人がオーストリア人のために戦うという内容があったりするので
オペレッタとしてもあんまり上演されていなかった複雑な時代背景はありますが
そういうあたりやジプシー差別なんかもあくまでファンタジーということで深く考えず受け流せば
基本的な話の筋としては超御気楽な、罪の無い、悪く言うとちっともひねりが無い話なので、
何も考えないで観られるし、その下らなさが私は大好きです。

もちろんホフマン寄りではあるんだけど…うん、ある意味夢が適った気がします(涙)
何度も言うようですが霧矢さんだけの大劇場主演作というのが本当に嬉しいです。
思い返せばきりやさん主演作のオリジナルモノって大坂侍まで遡るんですよね。
3年前かあ…。

オペレッタが原作というよりも、ほぼまんまなので、
何かってーと歌で誤魔化され盛り上がるため
実際はそうじゃないかもしれないけど歌>芝居という配分に感じられます。
もっといろんな人とのいろんなやりとりが見たいような気もしましたが、
谷先生らしくベタだけど良いシーンを加えててくれてますし
何よりちゃんとまりもたんとのシーンがあって良かった。
きりやさんらしい大雑把な感じですが、仕方ないです。汗だくだし(それ関係ない)

シュテルク・バリンカイさんは、これもまあオペレッタの都合上ですが
一言で言うと何考えてるのかよくわかんないひとです(笑)
自分でも「何がしたいのかよくわかんない」とか言いだすし。
なんでも行動が先なんだよね。
周りの思惑はさておき、自分のやりたいようにやるひと。
やることがちょっと乱暴というか大雑把だけど、思いやりは一応(コラ)ある憎めない人物。
そういうところもスカピンに引き続き霧矢さんらしいお役を頂いたなあと思います。
とにかく歌も踊りもで、いろいろ詰め込み過ぎなとこもありますけども、
(たとえば1曲減らして芝居の分量を上げるとかもちっとやりようがあったような)
元々歌と踊り>芝居の人なんで、そういう意味でも宛て書きなんでしょうね。

しかしきりやさんがこの先シリアスな話をやることがあるんだろうか?という気もしていたり。
スカピンも恋愛事情的にはまあ他愛のない話でしたし、
キャラだから仕方ないとファンならあきらめますが
まりもちゃんやファンの方が不本意だったら本当に本当に申し訳ないことで。
しかし今シリアス書ける作家っているのか?(吉正には最初から期待せず)(酷)


まあそんな感じの愉快な人が巻き起こす騒動の顛末記なんで
普通に楽しめると思います。
いや、トプファンになってから客観的に作品をみるのは無理だなあと
最近ものを書くのに躊躇してしまいます。
そら大好きな人があんだけ歌ったり踊ったりしてりゃ、ファンとしては楽しくて仕方ないですよ。

ただ下級生は殆ど台詞無いんだよなあ…。

ジプシーはまさおとちゃぴちゃん除けば、みっぽー園加すーちゃんとその他という感じで…。
あ、園加とすーちゃんはカポーで、すーちゃんは歌シーンもらってます。

ちゃぴちゃんの娘役起用は小顔でスタイル良いしすっごく可愛いし、
研2にしたら充分上手いからあんまし違和感無いんだけど、
まるっきり娘役の役なので、本来の娘役さんたちが気の毒であるし、
本人は男役志望なのに強制転向を迫ってるみたいで、
なんだかなと思わないでもない。

他の人たちはだいたい一言ずつぐらいしかもらってないです。言葉発しない人も多いし。
その中ではとしちゃんがちょこっと美味しいかなあ。
きりやんと血の儀式みたいなシーンと歌ソロ1フレーズ貰ってて。

それでも、ジプシーだけでなく、村人(ジュパン家の使用人?)も宮廷の人も
皆一様に作品を盛り上げようとすっごく表情豊かに頑張ってて、どんどん行間も埋めてってるし
そういうパワーが凄く伝わってきたので全然ダレないし飽きなかった。
もちろんコーラスも頑張ってて、日によって(多分音響さんの出来如何による)ですが
良いときはホントにオペラみたーいって感心します。
それが、宝塚ファンが見たい群衆劇かというと、そうではない気がするのですが、
曲が素晴らしいから美しいシーンになってます。

が、多重唱は何言ってるかわかんない人きっと居るよ!谷先生!
席によっても音響バランスが変わる大劇場なんで、やっぱり無茶だと思う。
コーラスだけでなく、きりまりの重要な歌詞が聞こえない時があったので
うーんと考えてしまったりしました。
もちろんその前に台詞で表現してるんですがねー。

それからこれはただの推測ですが、
きりやさんの発声ってかなりしっかりしていてぶっちゃけでかいので、
マイクボリューム的にコーラスとのバランスが難しいんじゃないかと常々思ってて。
普段とか台詞声は絞ってないと他の人とのバランスがとれないけど、
そのままだと多重唱の時にはコーラスには負けちゃうっていう。
ローマの時もスカピンの時もそれでうまくいってる日といってない日があったような気がするんですよね。
ローマは喉潰してましたし。あれは風邪もあったのかもですが。
まあ素人考えなんですけどね。
席(スピーカーからの位置)によって聞こえ方が違うだけかもしれないし。

今回曲はシュトラウスのもの以外に、まさおの歌がロマの曲を使ってるそうなんですが(歌劇座談会より)
その他に唯一新しく作っていただいた吉崎先生の主題歌は
やっぱりちょっと昭和でちょっと違和感。その前に歌詞がとっても谷先生であるなあと。
まあ慣れます。

ダンスは羽山先生のプロローグ以外、全て尚すみれ先生の振付なんですが
尚先生の振付は踊ってるってほど踊らないので物足りなさが残る。
しかし衣装も重いしあんだけ歌ってるんだから体力温存で仕方ないかという気もする。
そうでなくとも汗だくだしね。ファンは無茶言うよね。

まあ概要として思ったのはそのぐらいですかね。
とにかく見ていて不快になる事がなかったですし、
舞台としてのつくりも華やかで、明るい気持ちになる。
これからまだまだ良くなっていくと思うし、
ぜひとも一回は観てみてほしいなと思います。(控え目に宣伝)

では長くなったのでネタばれツボ語りは次回。


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