--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まさおブラン初見の印象

2010年05月15日 23:17

えっと花組さんの新公は観たんですが
いかんせん本公演を見れてないので(とれたチケが後半なのよ!増やせないのよ!)
その話はそのうちに…ということで

明日からまたムラ入りしますのでひとくぎりしときます。
全然納得いってないんだけどとりあえず羅列したものをうpしとく。

初日と2日目だけみて2度目の役替わりを観られなかった私が語る資格はない気がしていますが
とりあえず一応書いておくのが大切かなっと。
東京では全然違うかもしれないし。

まずはきちんと新しいショーブランを創り上げてきたことに大満足でした。
元来持ち味が違うちえとまさおなので、あれをなぞられたらつまらないなと思ってたので。

まさおのショーブランは神経質で尊大な嫌なやつですた。
ちえの場合はひたすら革命だけをやってきた、
いわゆる革命馬鹿的なところがなんだか健気で
やっていることの割には救いがあるというか愛せるキャラだったんだけど
まさおの場合は全くの悪だった。容赦なく悪に徹してる。

もちろん美ショーブランなんだけど、あの生え際が…おやぢぽかった。
まさおのヅラセンスのなさのなせる技なのかもしれませんが(酷)
なんていうか団塊の世代な感じですた。(おまえそればっかり)

思考回路が相当身勝手で自分の事しか考えていないおやぢ。(その言い方やめなさい)
でもおやぢ達は若き日夢を追った。理想に燃えていたはずだ。

革命が思い通りに進まない中で彼はきっと変わってしまったんだ。
むしろ革命が変わってしまったのかもしれないのだが。

ショーブランと言う人間の変節

そこに重点を置いた役作りに見えました

ということを繰り返ししつこく語っています↓無限ループ。

ああ文章力ねーなーどこカットしたらいいかわかんねーなー。
そのうちばっさりといけたらいきたい。
最初はきっと純粋な想いで参加したんだろう。若さと情熱を持って革命に身を投じてきた。
マルグリットともその頃出会って共に活動していたんだろう。
マルグリットを「少女」と歌うだけあってマルグリットより結構年上なんだと思う。
多分革命時大学生と高校生ぐらいには立場の違いがあったと思う。

そして革命から5年。

マルグリットが革命政府を後にしたように、
ショーブランも革命への純粋な気持ちは失っている。

マダムギロチンでちえがロベスピエールを迎え、仰ぎ見る時、
彼を革命と同一視して崇拝するような誇らしげな視線を投げたのが忘れられないんだけど、
まさおは決してそんなことはしない。

どうぞと手を差し伸べ革命政府として奉ってはいるが、心情的なモノはない。
心酔はしていない。

だからロベスピエールに怒られる時のショーブランがあんまり可哀相でもない。
あいつ腹の中では舌を出している。むしろ舌打ち。
腹を立てているのは自分自身に。でもロベスピエールに対しても怒っている。
彼が無能だから革命政府の部下も無能なのだ。
いつもこのパターン。それに倦んですらいる。ああうんざりだ。
革命政府は彼の重い手かせ足かせにもなっている。ああ中間管理職。

もとい、
革命のシンボルロベスピエールですら
最早彼にとってはどうでもいい存在になってしまったんだ。

そこに垣間見える知性とプライド。溢れるほどの自己愛、傲慢さ。
きりやさんが大真面目に怪物グラパンをやっているおかげであんまりおバカにも見えない。

今の彼の目的は革命政府でのし上がること。それだけ。
しかし彼のおかしいところは、自分の変節に自分では気づいてすらいないことだ。
自分すらも騙しえる欺瞞。
微妙な論理のすり替えを繰り返しつつそこに立ち続ける。
世の中によくいるおやぢのズルさを持ってる。

革命政府の愚かさにも気付いているのに
革命を成し遂げることは是としている矛盾。
革命が間違っていようと最早かまわない。

彼に言わせれば「仕方ない」

革命は成し遂げなければならない。
それがなんなのかは問題ではない。手段が目的に変わったのだ。

信念でなく打算がそこにはある。
それは彼が若さを失ったということなのかもしれない。

マルグリットは最初彼を信じる。
サン・シール侯爵を国外退去にするだけであると。
舞台では描かれないが、「それは一度断った筈」というとき、
彼はそう約束したはずだ。

だが、ためらいもなく血祭りに挙げる。
サン・シール侯爵が協力を断った時、
怒りを覚えるでもなくただ面倒だというように彼を処刑台に送る。

彼は革命に倦んでいるから。
彼が嫌というほど思い知った革命というものを
理解しない連中が、彼もまた理解できない。
なぜわからないのか。分からない奴には分からせるだけだ。

みろ、俺の力を。革命政府の力を。
権力を誇示する姿はまさに油ギッシュなおやぢ。(最低な例え)
発散するのではなくドロドロと欲望を内に秘めたぎらせる。
自らの持つ力に酔いしれる。

信じられるものは力。
ロベスピエールではなく、権力を信奉しているのだ。
それを手に入れる。ほぼ、手に入れている。
マルグリットの知っていた彼はもういない。
利用できるものは利用し、役に立たないとなれば殺すのもいとわない。
次は彼女の弟。
だから彼女は彼に言い捨てる「もうあなた地獄に落ちてるわ」
彼女は彼が変わったのを知らなかったんだ。

彼にとっては自分に都合の良いモノだけが善。それ以外は抹殺すべきモノ。
彼は彼だけの常識の中に生きてる。
力あるものだけが全てを手にする権利があるのだ。

だからこそ結果的に自分の役に立ったマルグリットが
まだあたかも自分を愛しているように錯覚する。
全てが力の元に屈服すると信じるから
彼女が何を言おうと関係ない。自分の手の中にあると思い違いをする。
あの頃と同じようにまた愛し合えると思う。
力を手に入れたら次は女。

彼女を酷く痛めつけているのに、
愛されていると錯覚し、陶酔する。

…やってることが全く理屈に合わない。

「君はどこに」でまさおブランは陶酔のさ中に居る。
きっと彼はどこかおかしいんだ。
自らの力に酔うあまり
あのプログラムの写真どおりどこかしらイっちゃっているんだ。
思考が折れ曲がっている。

もしかして彼女は彼にとって唯一残った革命の「夢」なのかもしれない
だから彼が観ている世界は現実ではない。
しかし彼はそれにも気づいてない。
自分が変わったなんて思ってない彼だもの。
彼のしている矛盾には全て目をつぶる。仕方ないことなんだもの。

冷徹にみえて実は夢想家。
彼は自らが作りだした幻想の中に生きている。
それがまさおの言う屈折した美徳なのかもしれません(実際この言葉の意味がよくわからないんですが(笑))

おやぢの狡猾さをもっているため、
彼はマルグリットに愛を否定されても彼は素早く方向を修正する。
でも彼の奥底では何かが確実に壊れた。
最後にみた「夢」を失ったから。彼にはもう権力欲しか残されていないから。

パーシーに対しては侮りが先に出る。
彼の常識にそぐわない男だから軽んじ、見下し
あまり眼中にないからいろいろなアドリブにも調子を崩されることはない(多分)(笑)
彼が彼の人生で大きな障害になりえるとは思えない。
マルグリットが結婚したのも大きな間違い。そのうち自分の元に戻ってくるはず。
それが彼の論理だ。

スカーレット・ピンパーネルは彼を阻む憎むべき存在。だから追いかける。
ロベスピエールの命令だからではない。
そこに彼の執念が見える。
革命ではなく自分の権力のために目の色を変えるエゴ。
自己実現への欲望がメラメラと燃えている。

しかしそれが上手くいかないのがホント可哀相。
彼の思い通りには何も進まない
焦りつつも自分を信じるあまりパーシー演じるグラパンの罠にまんまと嵌る。
彼の尊大さと過信が落とし穴。

その後で歌う「栄光の日々」がまた面白い。
彼はとっくの昔に革命の夢なんか捨てた筈なのに。
また彼は陶酔のさ中にいるのだろうか。現実逃避?
マルグリットを手にしたから勝利を確信しているんだろうか。
ここでも彼の頭の中では巧妙な議論のすり替えが行われている気がする。

その後パーシーを追い詰め、「グラパンがスカーレット・ピンパーネルだと知らせてくれ」と言われた時
彼の本性が最も露わになる。
どうやら星組ではなかったらしいこの台詞

「だがそれも面白い」

勝ち誇り、ロベスピエールにお灸をすえてやれとばかりに意気揚々とメルシエに命令する。
やはり自分のせいではなかった。あいつが愚かだからいけないのだ。
責任転嫁の権化!狡猾さの真髄!
この作品中もっとも生き生きしたショーブランがみられます(笑)

ああプライドの高いこの人は
頭ごなしにロベスピエールに怒られることを腹にすえかねていたんですねえ。
と、妙に納得した。

まあそう見えましたよってことで。
うわあ落ちがない…○| ̄| _


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://black222.blog74.fc2.com/tb.php/2220-94ce9c40
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。