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女達の物語 紫子

2010年02月07日 01:09

留まるところを知らない紫子絶賛記事です。
こんなんばっかでごめんね。
だってaiai名古屋に住んでないから…。・゚・(ノД`)・゚・。

そういえば名古屋の情報寄せてくださってる方によると
あひつんがご観劇にいらしたそうでつよ。
いいなあああaiaiもあひつんと一緒に観劇したかった…。

でもここで観たいと叫んでみたりお友達にメールしたりして
なんとかこの寂しい時期を乗り越えられそうです。いまは。
また来週1週間身もだえしているに違いありませんが。

というかaiaiまだ風邪治ってないんだよね…
今日はだから一日家にいました。
明日は出かける用事があって
結局カサブランカが1回しか見られなかったというのが
本当に本当に心残りです。アレこそ通いたい公演でした…。

しかしながらaiai1月中旬からずーーーーっと風邪が治らないという状況なので
体力的に限界に近付いているのかなと(笑)
もはや若くないっす…orz(そうだね誕生日迎えちゃったしね)

だったらblog書かずに寝てろってカンジですが
まあ…それはねえ…書きたい時に書かないと
また書けない時期がやってきそうだし…
ということで頑張ります☆(大人として人間としていろいろ間違っている)

では本題に戻って…
今回の紫子。
実は大幅に変わっていたのは主題だと思います。
柴田先生は紫子を果たして女として描いただろうか?という話…までいかなかった。
それはまたこの次。

この話のテーマが女達の話でしたよっていう思い込み?
私が観たDVDではもしかするとカットになってたシーンもあったのかもしれないんで
柴田作品としての『紫子』を間違ってとらえてるかもしれません。
間違っていたら是非教えてください。

今回の中日『紫子』は主人公紫子が女であるように、
戦国乱世で生きる幾多の女達の悲哀がテーマになっていたと思う。

この芝居、実はかなりしっかりと戦国時代の御国騒動を描いています。
佐伯家は織田と毛利という二大名に挟まれた小国。
主に毛利が佐伯をつぶしにかかるわけですが
さまざまが計略が矢継ぎ早に行われていて
見ていてものすごい情報量だなあと感心しました。
それもものすごくわかりやすく噛み砕いて物語に入れ込んである
実に素晴らしい脚本なんですよね。
それが骨太に本筋のとりかえばやネタやいろんな恋模様を彩ってます。
柴田先生の本領発揮といったところ。

でも明らかに大野君にとってのテーマは
あくまで女達に絞られていたと思います。
紫子、舞鶴姫はもとよりさまざまな女達の生きざま人生模様を鮮やかに描いています。
もちろん男たちの人間模様もありますが主眼は女達なの。
だから面白いの。(私にとって)
今劇団で最も娘役愛が強く、少女漫画的感性の持ち主である大野演出はこれ以上無いほど嵌まってたと思う。
原作読んでないからこの方向性で合ってるかはわかりませんが。

忍びとして生きるお香(咲希あかねタン)、
君主に人知れず恋しつつ懸命に看病する定嗣の妹宮乃(舞乃ゆかタン)、
家老の妻であり最期は夫と運命を共にするたず(邦さん)まで、
女達の生き様がキメ濃やかなタッチで生き生きと描かれていて娘役好きにはたまらない。

特に宮乃ちゃんのくだりはDVDでカットだったのか、元々なかったのかわかりませんが
aiaiのDVDにはない場面で、
同様に叶わぬ恋を胸に抱える定嗣との良い対比になってます。
兄貴の演技はまあおいといて(おい)
その想いがあるからこそ最期に兄を残して去るところに意味ができててまた泣かされる。

という事であかねちゃんとゆかちゃんは儲け役でした。
新公学年で今まで大きなお役はそんなに貰ったことないはずの二人ですが
共にレベルが高く良かったと思います。
これからもっと成長して千秋楽を迎えて欲しいものです。
二人とも発声が良いから聞き取りやすいし、しっとりした綺麗な声が好き。

ゆかちゃんはまだちょっと引き出しが少ない感じですが
おっとりと上品な雰囲気が可愛い。

あかねちゃんは新公などでも良い役をもらってて実力のほどは知ってましたが
新公はあくまでお手本がいるわけで、
今回はあかねちゃんらしさが出てて良かったと思います。
もうなんつーか健気でね。歌も良いし。
aiai毎回泣きます。切られにいくお香さんに(あれちょっと難しいおね)

あの子はさあ。
きっと外記にもてあそばれていてさあ…(ここ初演より表現が直接的になってるんだおね)
でも忍びという日蔭の身だからそれを甘んじて受けていても
風吹が毛利の御姫様のことを気にかけているのをきいて
初めて女を人間として扱う人として風吹をみるんだと思うんだよね。

きっとその前から惹かれてはいたんだけど、でもそのときにきっと
風吹に惚れこんじゃうんだろうなあと思う。
丹波もお香さんを気にかけているけど
こういう身の上だしあっちから寄ってくるのはやなんだろうなあ…。

それにしてもこの一方通行な感じがたまらないです↓

丹波→お香→風吹→紫子
      ↑     
     外記

まあ外記からお香さんへは欲望だけなんですけども。
女を道具としてしか扱わない男外記。女の敵。
でも「だまらっしゃい」がかわいい(コラ)
あ、紫子と風吹は両想いですた。

他の下級生娘役ちゃん達も、どこをとっても台詞がしっかりしていて歌も良かった。
中日メンバーに役がつくかは分かりませんが、娘役の層が厚くスカピンが俄然楽しみになりますた。

まあ邦さんの上手さは言わずもがな。
最初の頃のコミカルな感じから碧生死去の動揺、そして夫三太夫と共に迎える最期。
ここもDVDにはなかったんですが、カットされただけですかね。

まずガチャのしみじみとした演技が本当に素晴らしい。
それまでも、三太夫が紫子を、碧生を陰日向となり守って奮闘してくれるのを見るたび
残り少ない霧矢さんと共に育った同志であるガチャが舞台に居てくれることに
ありがたくって胸が熱くなったのですが
本当はそんなことはどうでもよく、
まいちゃんの役者としての仕事が素晴らしく今思い出しても涙が出ます。
型の中にもリアルが生きる月組芝居をきちんと受け継いでいる人だと思います。
コミカルなところも大好きですが、やはりこの最期の場面。
役者冥利に尽きる名演じゃないでしょうか。
そして邦さん。たず。
その最期の時に「良い一生でした」と言える女性はこの時代そういなかったんじゃないかと思う。
この物語の中だって、あえなく散って行ったお香さん、
そして又どこへか流れていくしかない舞鶴姫、そして紫子。
時代に翻弄されて自分の生きる道すら見ることができない人達が大多数です。
そのなかで徹頭徹尾お家大事と夫と共に懸命に佐伯に仕えて生きた人生は
確かに幸せなことだったかもしれない。
しかし国が滅び、最期というときになって、
それを夫と共にできることを幸せだと言える強さ。誇り。しなやかさ。
絶滅した日本女性の美意識
ここ号泣なんですよねいつも。
あの刀のさやをそっと差し出す時の「幸せでした」という台詞、
今度は三太夫が火にひるむたずにそれを差出し、二人ゆっくりと火の中に消えていく。
嗚咽です。言葉が無いです。
まあその前の舞鶴姫との別れから泣き通しですけどもね。

今回の月組の芝居がそうなのか、大野君の演出がそうなのか、
中日紫子はものすごく最期へのベクトルを強く描いている気がする。
まあね、DVD観ただけの初演と比べちゃだめですよね。
舞台は生モノだから。

で、肝心の紫子様の話をまだしていない件。
ひっぱってるんじゃないの。
筆力がないの。
まとまんなかったの。
まあ言いたいことを全部書くのが私の悪い癖です。


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