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絶賛調で大野紫子

2010年02月06日 20:08

はい、すごい時間かかって書いてるけど
きっとニーズが全くないシリーズ来ちゃいますよ。

ただただ大野君の演出技法を崇め奉るコーナーです☆
aiai本人以外誰も読みたくないネタですね。

ちなみにaiaiは柴田作品ファンでDVDコレクション(CS放送を撮りためたもの)まであるのに
最近の柴田先生の作品再演は演出が中村Aのせいか時代のせいか
ちょっと受け入れられづらいものがあると感じていました。

更には今回は主人公が女。

霧矢さんの和物主演といえば直近では大坂侍。
又七っつあんにメロメロになった自分が
紫子に果たして萌えられるのか(「萌え」て…)

そして前時代的な演出に気が遠くなったりしないのかと危惧していたんですが
杞憂に過ぎなかった。

ちゃんとブラッシュアップしてきましたよ。
劇場にもきちんと合わせて
aiaiの中になんとなく、
再演=間に合わせっていうちょっとマイナスなイメージがあったんですが
そんなことはなく、きちんと出演者に合わせて微調整してあった。
感動しました。

作品をきちんと再演すると
本当に良いものはいいんですな。
時代を超えたことによる古臭さやダメな部分はそぎ落とし
柴田作品の肝である、登場人物の多彩さ、話の面白さが
すごく生きてました。

柴田作品は大野君演出でどんどん再演していこう。
本気度が違う。

というお話
まず大きく変わったのが振付に峰先生が入ったこと。
「更に狂はじ」の頃から大野君演出の作品にはスタッフとして関わっている峰先生の振付は
aiai大好きです。
浮橋でも素晴らしかったですおね。
あの流れるようなラブシーンがあさきゆめみしと段違いに美しかった(比べるな)

紫子の乱れのところは芸術度が高すぎてよくわからないですけど
般若の面をかぶった幻想がするポーズが
それぞれ男女の絡みを表現するとこなんてうますぎて
その表現力にちょっとドキドキしました。

戦闘シーンなんかすんごくカッコよくなってて。
紫子をよく和製ベルばらとか言うんですけども(ちょっとどうかと思うが)
じっさいここはベルばらとかぶるんですよね。
女として生きるのを捨てて戦うシーンなんで。
でもバスティーユ程の感動がなくて。
初演をDVDで拝見したときに、いまひとつ盛り上がらなかった。
それが見事にブラッシュアップされていました。

このシーンについては更に大野君のGJぶりが。

その後台詞で明かされるだけだった風吹や定嗣の活躍を描くと共に
緊迫感を増す忍びの者が入り乱れる戦闘シーンを追加!!!

すんげー面白い!!!
宍戸梅軒バリの鎖鎌もった人まで現れます。
おもしれええええ!!!

そして忍者がほぼ娘役ちゃんなんですが、動きが素晴らしいのなんの!!!
カコイイすんげーカコイイ。うちの娘達すごい。

そんな人達をばったばったと切り倒す風吹カコヨス(しかし殺陣がんがれ。踏ん張りが利かないのかにゃ)

プロローグの後そのまま花街のシーンになり物語がはじまるのですがそこの振付も秀逸でした。
プロローグを踊り終わった若衆に登場した遊女たちがそれぞれ絡むんですが
それぞれのカップルにそれぞれ明確な物語があるの。
ここの娘役ちゃん達の成り切りぶりが本当に気持ち良くってまあイイ女達ですわ。素敵ですわ。
じっくりと眺めたいのに遊女屋に消えていきます。

そしてこれは携帯からも書きましたが
セットが本当に素晴らしかった。
もちろん宝塚比ですけども(笑)
狩野派ぽい金箔地に蝶を飛ばしたものから始まり
その後私の大好きな円山応挙の藤の屏風のようだったり
菖蒲を咲かせた屏風みたいだったり
とにかく金箔地の背景中心で華やかで美しい背景が常に舞台を彩り、
更には緻密に組んであり、
戦闘シーン以外ホリゾントが見える事がほとんどない
緻密な舞台転換も集中力を切らせず物語世界に引き込む助けになっていた。
あれは凄い。

初演の菖蒲のシーンが元になってるんではないでしょうか(杜若屏風図的な金屏風が背景)
幻想的絵物語風な雰囲気を漂わせていて
更には豪華で品が良い作品に導いたと思います。
花街での蝶が飛ぶ金屏風とかね!綺麗だったー(その陰で…(*´Д`))

大野君のバウDCで培った和物セット感覚が中日の舞台サイズと機構にドンピシャだったんでは。
柴田先生もプログラムで舞台転換について触れているので、
大野君がよっぽど力を入れていたんだなとわかります。
もちろん効果的な照明も含めて舞台装置完璧!超GJ!!
といいたい。

特に「紫子の乱れ」ですか?嫉妬に狂うところ。
墨染めのようなうずまき模様の壁と共に
浮かび上がる舞鶴姫と風吹の姿。それを覆うすだれに走る赤い傷。
あー霧矢さん浮橋でも似たシチュありましたけども(笑)
でかい般若の目が光らなくて本当に良かったです☆
あれはなー星組さんのアフリカぐらい怖いお。素に戻らされるお。

お衣装も本当に上品で美しかった。

霧矢さんは何点か初演の豪華なのを着せていただいてますかね?
違う?復刻版?(プロローグのお衣装は初演のではないでしょうか。刺繍が綺麗)
もりえが初めて佐伯に来る時の裃も初演のと同じ模様~!!
劇団モノ持ちいいなー。
基本淡い色味にそろえてあってかわいかったです。
ちなみに山芋をもってくるグリーンの着物が好きです。
(そしてそれは擦ってたこやきに入れるのかと思った自分自重)(書くな)
戦闘の時のお衣装が統一されたのも良かった。
たまに小手隠れるぐらい袖が下がっててしっかり!!と思うけど

ちなみに紫子。
プログラムのおさしんよりスチールの写真の方が可愛い件。
こう…顔の曲線が出る角度っていうんですか?
ああ可愛い可愛い(*´Д`)
是非ご覧ください。(余談すぎる)

そして出語りが話を進める演出ですが…
これも丹波(園加)とお香(あかねちん)を狂言回しとして使うことで上手く処理してありました。
振付のおかげもあってメリハリもついてたし、ああいう演出はまあアリです。
あれだけの情報量を処理するためには仕方ないし
話だけでなく登場人物を創ったことによって初演よりわかりやすくなったと思います。
織田との小競り合いのところでも風吹と定嗣の活躍がよくわかったし。
まあね、録音に歌合わせるのは大変そうで園加ガンバ!と思います。

最も寒さを心配していた「とりかえばやーとりかえばやー♪」のシーンはアレです。
「ぴょぴょんがぴょん」方式です。かの「睡れる月」でのびっくり演出(笑)
ちょっと寒い出語り方式も、可愛い振付がつくことで
娘役ちゃんの可愛さを愛でるというシーンに大変身☆
まあアレ寒くないかどうかよくわかりません。私は娘役ちゃんが大好きなので
手でキラキラとかやられちゃうと目じりが下がってしまうので!
しかし寺田メロディーの力恐るべし。すごい頭の中をまわります。
そして途中から「新源氏物語」だのと混ざる。すごいきもちわるい(aiaiならではの現象)

と、これだけ長々と書いておきながら本当に変わったのは実は物語の本質的なテーマだと思う。
という話は次項で。


コメント

  1. aiai | URL | -

    marineさん♪

    やっと書きあげたのでお返事いたしますー☆
    忘れてたわけじゃありませんよ!!

    とはいえなんだか中途半端だったかもしれません。
    ちょっと不親切で観た人向けだなあと…。
    まあ絶賛調ですが言ってしまってからちょっと心配になったり…(笑)
    結局のところ、自分が好きだというアピールでしかないんですけどね。

    スカピンポスターが出ましたがまだ中日劇場のほうも中盤戦で
    それもどっぷり嵌ってしまったがために
    まだそっちの気持ちになれないという…
    なんて贅沢なんだ…orz盆と正月がいっぺんに…。
    本当にありがたいことです。
    本番でどんだけ汗だくになるかがしんぱいですが
    まりもちゃんがきっと優しく汗をふいてくれることと思います☆
    (*´Д`)ああ幸せだ…

    > また「Sin Tu Amor」を聴こうと思います!
    ああaiaiも聞こうっと!!!

    またねー(・∀・)ノ

  2. marine | URL | PlHfAf1k

    続きが楽しみです~☆
    「ほおほお!」…と思ったら「ひぇ?次回?」となってしまいましたが、楽しみは大切にとっておきますね。

    頭の中で色々と想像しながらaiaiさんの説明を読んだのですが、本当に素敵な舞台なんだろうなと思いました。
    大野先生の美的感覚(というのでしょうか?)が上手く生かされているようなのですね。『花のいそぎ』や『睡れる月』、『夢の浮橋』の舞台装置が大好きだった私は今回の『紫子』を観てついつい全場面うっとりとしてしまいそうです。
    それだけでなく峰先生の振付も絶品なのですね!

    話が変わりますが、スカピンのPR映像を見ました!
    霧矢さんのパーシーに凄く期待してしまうほど素敵だと思いました!まりもちゃんもなかなか大人っぽい感じで。(小池先生から色々と指示されたのかなと思いますが。)とりあえずポスターが早く観たいです(笑)!

    ではでは…またもや長文で申し訳ないです(ペコリ)。

    前回のコメントのときは私の勘違いが暴走してしまって
    申し訳ありませんでした。
    また「Sin Tu Amor」を聴こうと思います!

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