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思い出

2009年11月16日 23:47

実家にあるのかヴェネチアとジャンクションのビデオが手元になくて
ようようDVDの山の中にやっとジャンクション24をみつけて
観ました。

今更観なくても一つ一つのシーンを覚えているぐらい観たので
最早初観劇の記憶にすっかり上書きされていて
今考えると本当に惜しいことをしています。
でもところどころ覚えている…と思う。

この映像は懐かしいとかそういうんじゃなく
既に自分の中にある。それをなぞる。

高校生だった私はもっぱらBS放送の録画を何度も何度も観ることと
グラフと歌劇を読むぐらいが精いっぱいのヅカヲタでした。
東京に来ない公演もたくさんありましたし。
友達と集まっては、もしくはテスト勉強をサボって夜中に
死ぬほど繰り返して観ていました。(駄目学生)

そういえば私はこれで真矢みき落ちしました。(トプになる前に脱落するにわかファン)
ゴールデンステップスで再現されたのでご存知の方も多いでしょうが
殺人狂駅(すごい題名だな)のレッドが
ものすごくおもしろかったから。(常に面白さに食いつく)

ずんこさんがお芝居でやけにでかいスルタンをやってたのを覚えてます。
この頃から注目していたことはある意味自慢です。

まやさんは当時副組長で、この公演で北小路さんが退団され組長に就任されました。
と同時になつめさんの同期であるソルーナさんが副組長になられました。
確かヤンさんがこの1作だけの二番手だったはずですが
随分ミキさんの扱いが良かった気がします。
既にヤンミキで売ってたからかな。二人同じ衣装で銀橋渡りとかしてました。
その曲がすごく好きだった(Four Brothers /Jimmy Giuffre)
その後のTuxedo Junctionのなつめさんがめちゃめちゃかっこよかったのも覚えてる。
(そして今みていて旧東宝のオケボックスの広さとオケの人数の多さとベテランぶりに
ちょっと驚きました。)

ヤンさんはなつめさん演じるエバー・グリーンの若いころなど
衣装よりもダンスの内容を要求される出番が多かった。
とにかくミキさんは存在が派手で。
レッドは衝撃で部活のみんなでまねをして遊びました。(何度も言ってる気がする)

ヤンミキに続くのはタモマミですが、
チャーリーとリカちゃんがダンスシーンの目立つとこにいちいちいます。
エバーグリーンではみはるちゃんもヤンさんとこの二人に一生懸命ついて頑張ってました。
ダンサーを大事にしていたよなあ。

詩乃さんがなつめさんソルーナさんと踊るなつめさん振付シーンは
コミカルでありながらこじゃれていてキュートで印象的でした。
そうそう、この時のお衣装が宙組Young Bloodsに出てきた時は衝撃でした。
なんて物持ちがいいのかと。(どうでもいい)

ガイティもなおちゃんもすごく嬉しそうに踊っているのがちらほらみえます。
91年の作品なのでとんみちゃん(昔ぐんちゃんはこう呼ばれてました)が
ロケットにいらっさいます。かわいいー。
ロケットはタップでしたね。衣装がものすごいけど。
オサがイターと思ったら組周りで東京のみ出演、
コムは残念ながら出ておらず(そういえばダンクレだかで言ってたな)
トウコさんとおっちょん、まちおさん、エンディ、なんとハナちゃんが出ていた模様。
みつけられないけど(おっちょんらしき人はなんとなく)
映像は東京公演なんですね。

なんという未来のトップスターの集合体。
この当時の花組はスター輩出組で。
白城あやかちゃん、たーたん、幸ちゃんはこの1作前で組替えしていってたんですね。
(こういう情報はROCK in TAKARAZUKAさんで知ることができます)

ショーは全体的にコミカルなシーンを織り込みつつも
お洒落な(いや今観ると(いや当時も初心者としても度肝を抜かれましたが)
ものすごいお衣装の数々ですけども)構成のショーだったと思います。
さよなら色もしっかりあるのにさらっとかっこいいシーンも合間合間に入って。

自然これが基準になってしまい、その後映像でいろんなショーを観ていくと
さらに度肝を抜かれていくことになります。(再右翼:スイート・タイフーン)(逆にハートをキャッチ)
そんな幸せの初観劇のおかげか
ミキさん落ちしたからか
その後どんなに地味なお衣装しか着せてもらえなかろうと
私は花組ファンを標榜しておりました。

高校生当時は各組に御贔屓がいるのが当たり前で
同時にいろんな人がそれぞれ好きでしたけど
花組は特別でした。

とにかく
その花組を築いたのは他でもないこの人だったと。

サヨナラ公演であるジャンクション24です。
なつめさんの笑顔とこのショーの中のサヨナラを思わせる歌の歌詞
ひとつひとつが胸を刺します。


あなたに巡り合えてよかった 踊り続けよう ALL DAY LONG

サヨナラの歌を口にしてみる ひらひらとはらはらと心の中に花弁が舞う
別れの時は雨が降ればいい 涙流しても あなたにはわからないから
さよなら 夢の街 さよなら 夢の人 さよなら夢の駅 さよなら あなた

どうか 行かないで 踊り続けて欲しい


今日は一日あの笑顔と特徴的な優しくおおらかな話し声が耳によみがえり
それはきっと退団後のインタビュー映像などで接したなつめさんなんだと思いますが
もういらっしゃらないなんて信じられなくて。

そしてなーちゃんを大好きな人たちがどれだけ嘆いていることかと思うと胸が痛くて
ふとしたときに涙が溢れそうになるのをぐっと堪える一日でした。

一時代を築いた時期を私は伝え聞きでしか知りません。
でもあの人の背中をみて育った人たちを私はよく知っていて。
彼女達が大好きで。
彼女たちがどれだけなつめさんに憧れ、その背中を追いかけ夢を追ったか
どんなに愛していたかを知っていて。

どんなに大きな存在であったことか。

どんなに寂しい気持ちでいることか。

かなめさんの、みきさんの、マミさんのコメントを読みながら泣きました。
未だコメントすら出すことができない人がどれだけいることでしょうか。

心を痛めつつも
病から解放され
踊り続けるなつめさんを誰もが夢想する。
それだけが救いと。

もっとつなぎとめておきたかったけれど。

あなたに巡り合えてよかった。
おかげでいっぺんで宝塚を好きになりました。
あのとき出会っていたからこそ
その後幾度となく宝塚は私を勇気づけ救ってくれました。

ありがとうがお別れの言葉に思えて
まだ素直に言うことができません。

この公演の東京公演は1991年11月3日~11月29日。
宝塚にサヨナラを告げたのも11月だったんですね。
この季節に去っていくんですね。

知り合いでない人の死でこんなに泣くのは初めてかもしれません。


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