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とりあえずお芝居の話

2009年10月28日 01:00

さらっと感想いきます。
多分ネタばれしたほうが面白いと思う私は少数派でしょうかね?
私はだいたい知ってたので1回目から楽しめましたけども
いろいろポスターから想像していくと拍子抜けです。
ていうか月組さんだから仕方ないかぐらいの気持ちです。(何が)

本当はネタばれこまごまツボ語りをしたいぐらいなんですが
それはちょっと時間が足りなそうなので
さらっとだけ。
ネタばれも気にせず観た人前提なので観てない人はよくわからないかもです。
このお話はあらすじ読んでいただいてもおわかりのとおり
青年アリステアの成長物語なんですな。
研18の目前に退団を控えたこの期に及んで
こんな役がぴったり嵌ってしまう瀬奈じゅん恐るべし。

まあ冒頭のピュアで世間知らずな青年あーこの可愛いの可愛くないのって!!!
キョトン顔のネ申と呼ばせていただきます!!

流石のあて書きで
ナイーブで心優しく人好きのする青年を演じるあーこは魅力的でした。
何より記憶喪失の絡みの演技が良いと思う。
知っているはずなのに知らない人。
知らないけどなぜか自分を世話してくれる人に
最大限礼儀正しくふるまう。
びっくりするほど安らいで。

しかしナウオンや今回のお茶会のお話でもよくわかりましたが
ハリーの遅筆ぶりは今回本当にひどかった模様orz
たとえばきりやんがお茶会で言ってたのは
あのムーアさんのあいちゃんを助けにいくときのかっこいい歌は元々なくって、
後から付け加えられたものだそうで。
あーそうか全然歌いこんでないと思ったら!というような。
ナウオンであひそのの歌の話も出ましたよね。

それでなのかハリーにち密な構成を求めるのは酷もしれないけど
どうも構成にツギハギ感がありました。
私的に最も違和感が残ったのがあの3重唱のシーン。
元々主題歌ありきであそこに無理やり差し込んだようにしかみえなかった。
あそこは記憶が戻ったアリステアの歌だけで良かったと思う。
別に3人の気持ちが一つにもなってないし。
ムーアさんの話も心境としてはそういう心境だったかもだが唐突だし
エスメラルダさんとムーアさんは既に元鞘に収まってたんだし
なんだかちぐはぐなんだよなあ。
意味もあまり通らないし。

そしてムーアさんが死んだことにして行方をくらましてるのに超ど派手な格好で出歩いたり、
屋敷を改装したりしていたり
ピアニストが喧嘩したり
みっぽーの鑑定士のイメージが占い師みたいだったり
マフィアじゃないって言ってたのに人殺しはあたりまえの世界だったり
適当設定はてんこ盛りです。
あとどっかできいたようなセリフも多い。「けど」も多い。

でもなんとなく全体的にあったかいものが流れてて
そんななんとなくな物語を成立させる彼らの地力に感心しつつ
なんとなく良い作品に思えてきます。

aiaiがこの芝居で一番泣くのは
まああの撃たれた人がね(あれは本当につらいそうです。だからだまくらかしてはいません)
ピアノを弾いてくれっつうわけじゃないですか。
それを聞いて「できるかな?」って問いかけるじゃないですか。
それを励ますじゃないですか。
それに応えてアリステアがピアノに向かうところですね。

そんなに緊迫感とかはないんですけど(だめじゃん)
でも
何かこういうきっかけがあって
彼がピアノに向かおうとすること。
どれだけ勇気がいることかと思う。
それを励ますこと。大丈夫。やれるよ。と。
それが美しいんですよ。

その前にピアノ売る売らないでもめた後
モノローグで言ってるわけですが(それがまたモノローグっつうのがアレですけど)
彼はもう変わらないこととしてピアノが弾けないということをとらえていたけども
そうじゃないという考え方もその時受け入れる。
いつか弾けるようになるかもしれないと。

それがこのとき
彼自身の気持ちで
ピアノに向かうことを決める。
…べつにムーアのためっては思わないんだけどね(笑)

あれはムーアのために必死でピアノに向かうんじゃないと思うんだ。
もちろん勇気は振り絞るんだけど

きっと今弾けないのなら、一生弾けないと思うんだろうと思うんだ。
そしてこの男の頼みでなら弾けるような気がするんだと思うんだ。

変化を受け入れる。
試してみる。
後ろに見ていてくれるひとのいることを感じるから。

そしてまずピアノの前に座ってみる。
天を仰ぐ。
そしてピアノに手を伸ばす。

その時が一番泣けます。

よくわかんないけど感動する。
人は人に勇気を与えることができるということにかな。

青年が飛翔する。
彼自身を取り戻す。
その姿に。

そして彼はなんて美しいのだろうかと思う。

ムーアは知ってた。
彼が芸術に愛されているのを。
それこそが彼の本当の姿なんだと。
この粗野な、しかしアンティークを扱う
自分とはかけ離れた美しいものを愛する男は
それに気づいていた。
それを取り戻させてあげたいという彼の願いが叶った。

今回の瀬奈じゅんは愛する人ではなく
愛される人なんだ。
というのが私の結論です。

彼はその愛を受け入れる。神の愛を。
彼はその道をとりもどす。

まっすぐに歩いて行くと思う。その道を。
それを見送るのはムーア。
そして私たち。


コメント

  1. aiai | URL | -

    marineさん♪

    コメントありがとうございます(・∀・)ノ
    いやaiaiの見方は結構ニッチなので
    もしかしたらアレな人も多いかもしれないですが
    aiaiは好きです。
    実はあさきりは友情というほどの関係性じゃないと思うんですよね。
    でもそんな二人が真剣にぶつかりあうことができるというのが
    このお話の素敵なところな気がしています。

    > しかし問題がチケットをとれるかどうか…なので、
    > 観られるかどうかは全く分かりませんが(汗)。
    うーん…霧矢さんなので全く大丈夫な気がしますが(しぃっ)
    観られるといいですね(・∀・)ノ

  2. marine | URL | PlHfAf1k

    コメディコメディという話しか聞かないのですが、
    そういうものがきちんとつまっている素敵なストーリーなんですね。
    あさこさんときりやさんの友情を感じられる芝居なんだろうなあと思っています。
    しずくちゃんもそんな芝居でのびのびと楽しんでいるんだろうなあと想像しています。

    aiaiさんの公演感想を楽しみにしていますね。
    …そしてブログさんが5年目突入ということでおめでとうございます☆

    ↓のコメントで早速のレスをありがとうございました。
    えっとですね、帰国日が5月下旬なので、
    きりやさんお披露目の東京公演には間に合うんです。
    しかし問題がチケットをとれるかどうか…なので、
    観られるかどうかは全く分かりませんが(汗)。

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