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エリザベートという作品のもつ力

2009年07月24日 01:39

みりおトート最高でした。
全体的に納得がいく、レベルが高い新公でしたが、まずはこれに尽きる。
正当派トート。
奇を衒った所がまるで無く、
存在しているだけで、色っぽく野性に溢れ、何より死だった。
そして何故だか知らないけどとてもシシィを欲しがっている。
それを恋だというならそうなんだろう。
完全なるタカラヅカにおける正当派トートでした。
私みりおをこんなに良いと思った事ない。(出来る子には常に高いハードル設定)(欲張り)
あまりの魅力に打ち震えました。
A席で観てたんですけど、2階から観てる分には衣装も似合ってビジュアルもバッチリ。
テラウツクシス。
…編み込み無しだった…。

多分みりおのS属性がトートにドンピシャで、更にみりお自身がそれに気付いており、
魅力に溢れたトートとして存在する事が楽しくて仕方ない様が
ゾクゾクするぐらいカッコ良かった。
自分の魅力を良く分かっている人ですね。

シシィが娘役であるという要素もでかい気もする。
みりお自身プログラムに書いていますが、
ひとつのラブストーリーとしてこの物語を捕らえてるという事が
いろんな事をシンプルにしていたと思う。

しずくたんはやはり未熟さは否めないけれども、美しく、
娘役が果たす役割をきちんと出来る強みが歌の不安定さを救っていたと思う。
実際「私だけに」までは、良くなかった。
ある一定の感情に支配されない、ただ生命力に溢れる少女としてだけ存在するというのは
彼女にとっては難しい事だし、
台詞声も歌声も安定して持続出来ないというのは致命的。
舞台役者としての基礎的な力が圧倒的に欠けているのは否めない。
けれども「私だけに」で号泣させられる。
この子は分かってる。
エリザベートというミュージカルがどういうものか。
シシィが何故死を惹きつけるのか。
シシィの何が我々観客を惹きつけるのか。

後はそれにのっかっていけば作品の力が彼女を押し上げる。
まあ気持ち良いのなんのって!
しずく史上最高に歌えてた。
頑張った。
やれば出来る…のか?
その後も最後まで不安定だった事は確かだから、よく分かりませんが…。

新公なのでブツ切れの構成で
美貌に目覚めもせずエーヤンハンガリーもなく、私が踊る時もなく病院訪問もしない、
ここ以降これぞエリザベートというエピソードは無いので、
しずくたんがシシィとして存在していたんだかなんだかはよくわからない流れなんですが、
おかげでただ「美しく芯の強さを持った女性である」ということが物凄く力を持つ。
あと、しずくたんは母親の気持ちが分かる子だけに、霊廟で溢れる母性が秀逸でした。

しかしカチャ子さんて本当に脅威のスタイルなんすな。
意外とガタイが良いしずくたんは衣装ぱつぱつ(笑)
あんな細いのに!
ほぼとなみの衣装と半半ぐらいに着てた。

話が逸れました。

一人一人名前を上げるのは今は出来ないけど全てのキャストに賛辞を。
歌える子がこんなにいたのかと嬉しかったです。
とにかく新公ならではの熱気が心地よかった。
これだよ。私がエリザベートというミュージカルに求めていたのは。
訳の分からないパワー。
作品への集中力。
滅び行くハプスブルグとその中でもがく人々。
激動の時代に生きた人々が生き生きと動き出す。
そんな作品のもつ魅力を理解し、最大限楽しんでいるのが伝わる。
もちろん未熟な点はいーっぱいあるけど観ていて飽きなかった。
1回限りの新公だから当たり前かもしれないけど
物凄く面白かったし楽しかったです。
観られて本当によかった。友会ありがとう!


コメント

  1. aiai | URL | -

    Marineさん♪

    またまたお返事が遅れまして申し訳ありません!!!
    お返事と同時に新公の感想をまとめたいと思っておりましたのに
    日々の雑事に追われてなかなか書けずにおりまして…。

    > 新人公演出演者1人1人が各々の最大限を出し切ったのだろうな、
    > とaiaiさんの感想を読んで思いました。
    > 本当にお疲れという気持ちと明日からも頑張ってねという応援で
    > いっぱいになりました。
    そう感じていただけたら幸いです。
    とにかく(もちろん足りないところもありつつも)充実した新公でした。
    なかなか楽しませてもらいました。

    その後本公演もなかなか進化しているようなので
    刺激をたっぷりもらったんじゃないかと思います☆

    ぜひまた遊びにいらしてくださいねー(・∀・)ノ
    コメントありがとうございました!

  2. Marine | URL | PlHfAf1k

    新公の感想を早速書いてくださって、楽しく読ませていただきました。

    あちゃー、やはりしずくちゃんは「私だけに」まで危なかったですか。。。
    大劇場新公で私もそれまで手に汗を握る思いで鑑賞していました(汗)。
    星組で2度ぐらい母親経験のあったしずくちゃんは
    もしかしたら2幕以降の方が演じやすいところがあったようですね。

    みりおトートは凄かったのですね。
    大劇場でも「最後のダンス」など凄いと思えるところが何度もあったのですが、
    東宝ではさらに進化した舞台だったのだろうなと思います。

    新人公演出演者1人1人が各々の最大限を出し切ったのだろうな、
    とaiaiさんの感想を読んで思いました。
    本当にお疲れという気持ちと明日からも頑張ってねという応援で
    いっぱいになりました。

    ではでは、またきます。

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