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血戯

2009年01月04日 01:23

ぞくぞくとうpします。

書くことで、理解しているんです。
曲解だけどね。
特に薫君はいろいろ補完して考えないとさ、ね。

さて難曲「血戯」 (←なんて読むんですか?)

この台詞を含めて約6分曲の中で
薫は、裏切りを知って、それに対してさくっと報復をして、
その後我にかえってなんでこんなことすんだ?と自問して、
トラウマを思い出して、ようやく自分の気持ちに気づく

というのを全部やります(・∀・)ノひゅー

超忙しい。ついてくの大変。
トラウマ関係を表現する皆さん出ていらっしゃいますけど
ほぼ独り芝居。独り相撲。

すげー。すげーよ霧矢さん。(ファン)

題名にもなっている「血戯」
歌詞の中で
「疼いた傷口 血戯えたままで」
の「戯え」の意味も読み方もわからなかったので調べました。(ネットで)

「戯え」は「そばえ」と読み、字のとおり「甘えてふざけること」という意味なのですが、
ここはそれでは意味が通らないですよね。

他に「狂い騒ぐこと」
「ある所だけで降っている雨 通り雨、むら時雨雨」という意味があるそうです。
(広辞苑)

普通に考えれば「血が狂い騒いでいる」というのでいいと思うのですが
登場シーンの歌「琴時雨」で「時雨雨が琴の音に聞こえる」と歌っていただけあって

薫の胸の傷からとめどなくこぼれた血が
時雨雨のように琴の音をたてているのかもしれないなぁと。(うっとり)(曲解がすぎる)

そういえばこの歌の後に浮舟と話している間に琴の音が聞こえてきた気がします。

もしかしたらその音が聞こえるからこそ
浮舟は肯くしかなかったのかもしれません。

なーんてそんな流れで妄想大炸裂中
=======
あ、話は少しさかのぼりますが…

薫は宇治の御幸の最中にも抜け出して浮舟に会いに行っていた。
…みたいですね。
あの3人の語らいの後に宴を抜け出して何をしにきてたのか…(いや別にそういう意味じゃ)

自らの勝利を確かめに行ったんじゃないかと。(はい妄想スタート!!!)
こう…金庫の中を確かめるっつーか(台なし)

勝ったはずだった。
罪の烙印に。
光る君にさえ。

光る君は愛する人を永遠に失ってしまったけれど
彼はなんと取り戻したのだ。
死んだはずの恋人を黄泉の国から黄泉比良坂を越えて。
イザナギがイザナミを取り戻したように。
オルフェウスがエウリュディケを取り戻したように。

だから、振り向いてそれを確かめることはなかった。
それは禁忌だったから。

いつもその後を匂宮がついてきていたというのに。

自分を追う人がいることを振り向けば観たはずだ。
彼を追いかけている匂宮を。
そして、浮舟を。

彼を恋う人たちを。

しかし彼は決して振り向かなかった。
前へ前へと進むだけ。
何かに操られているように。
死人の手をしっかりとつかみ離さぬようにだけしていた。

…だが

香りが容赦なく彼に知らせた。

薫が生まれながらに持っていた消そうとしても消せない香り。
生まれながらに持っていた罪と同じように。
それによく似た。
しかし決して自分のものではない、罪の香り。

そして見た。
決して見てはいけない妻の顔を。

あの人の罪の顔を。

ええ、後の台詞でも言ってます。
見ちゃったの。浮舟が匂宮を恋い慕う顔を。


その事実を知ってすぐに彼がしたことは
とにかく彼らを切り離すこと。
まず働いたのは、力を使い彼らを決して結びつけなくする知恵。

   見えない何かに突き動かされ、まるで傀儡のように
   自分が何をしているのかと 悩む間もなく逸るがままに


なんの逡巡もなく自動的に復讐を果たしちゃう薫。
最初これ誰について歌ってるのかわからなかったんですけど薫のことなんですな。
どんな気持ちかもわからないけど体の中に渦巻いている思いに突き動かされて
考える間もなく動く。

…そんな風には全く見えないけど(しぃっ!!!)
物凄い冷静沈着に事を運んでるように見えるのが敗因じゃないかと(何の?)

まあ普通に考えると怒るよね。裏切られて傷ついたよね。
でもそれすらわからないんだって。

なんなんだこの想いはと自らに問う薫。

このあたりも超冷静。
と、いうより彼はショックのあまりもうリミッターが振り切れてるんだな。
感情がもう動かない。

そこで気付く。
違うんだと。

あの顔がスイッチ。
薫のトラウマが目覚めた。
忘れようとしても忘れられなかった心の傷がぱっくりと口を開いたのだ。

とっさにあの女と呼ぶほど憎み蔑んでいたあの顔と一緒だった。
罪の顔。愛を知る顔。
彼に生まれながらの罪を与えた顔。

すると知らないはずの場面まで見えてくる。
彼女が罪に溺れていく姿まで。
いやあなた生まれてませんから!!(つっこむな)

ははうえ!!と思わず声をあげる薫。

それは恋い焦がれる声。求めてやまない声。
感情を表に出さない彼が泣き叫んでいる。

それは忌むべき姿。
だってそのほほ笑みは薫に向けられたものではなかったから。
その顔に自らが恋い焦がれていたとは絶対に思いたくなかった。
だって手に入らないものだったから。

そこに匂宮と浮舟の姿が重なる。
自分の掌中の珠。初めて犯した罪の結果手に入れたはずの女だったのに。

胸が張り裂けて涙があふれて止まらないのに
それでも情けないことにまだ求めている。

   胸激(たぎ)つのは 怒りではない

   それでも   いまなお   魅かれて   いるから

胸の傷から血がとめどなく流れる。

そして薫はまた眺める。
愛し、愛される喜びにほほ笑む浮舟の姿を。

この時薫は初めて大君の形代としてではなく浮舟自身を見る。
魅かれて仕方がないのはその顔だ。

彼女を抱きしめるのは私だったはずなのに。
しかし彼の腕をすりぬけ浮舟は匂宮の腕の中に。

なすすべもなく肩を落とし立ちつくす薫。
母に捨てられて行き場をなくし途方にくれた幼子のように。

そのそばには別れを惜しむ二人。
互いが互いを必要として愛しあって。

ああこれだ。これが欲しかったんだ。

匂宮が去り薫が残った。
今までとは逆に。
浮舟に語りかける薫。
「私の 母の話をしたことがあったでしょうか。」

誰にも話したことがない秘密を打ち明ける。
産まれてきた時から負っている彼の罪を。
「私の本当の父親は光る君ではないのです。」

それとこれとがどう結びつくのか浮舟にはわからない。

私の母はずっと形代のような女だと思っていた。
薫を決して愛してくれたことのない女。
それが愛を知っていた。
「あなたと同じような顔でほほ笑んでいた。」
あなたと同じ罪を犯していた。

浮舟は薫が彼女の犯した罪に気づいたことを知る。
恐れおののき逃げようとする浮舟。(しかも超ダッシュ!姫なのに超元気!!)(コラ)

しかし薫が本当に言いたいことはそれではなかった。
そんなことではないのだ。
今自分が知ったことをあなたにも知ってほしい。

ちなみにこの下りの母親の罪の話が回りくどすぎてげんなり。(毒)
お母さんが柏木の話をきいて顔を綻ばせたというんだけどさ。
もうばっさりカットでいいよ!!(うるさい)(いや大野君的にはあの顔がスイッチなんだろ)

薫はとうとう見つけたばかりの自分の気持ちをぶちまける。
「私とて、あなたに、あのようなお顔をしていただきたかった…!!!」

愛されない子。
求めても求めても得られない愛を乞う子。
愛されることも、愛し方も知らない子。
生まれながらに負った自らの罪で人を汚すことを恐れた子。

それが愛することを知った。愛とは何かの片鱗を見た。

飢えや渇きに気づいた時
人は死に物狂いでそれを癒そうとする。
この時の薫は正にそれだったと思う。

餓鬼のように浮舟に縋りつく。
どうか私を救って。
どうかもう一度やりなおして。

私を愛して。

恐れていた
目をそむけていた
忌み嫌っていた
それが
自分が最も求めていたものだと知った。

人を傷つけ苦しめるものも愛だと知った。
愛するこその苦しみも初めて知った。

だからきっとやり直せる。


いや、もう戻れないのだから。
既に走り出してしまったのだから。

これほど愛を求めながら薫は愛しかたを知らなかった。
相手を認めてこその愛なのだということを。

形代 かたしろ


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